2022年日本民間放送連盟賞 優秀賞受賞2作品
2022年日本民間放送連盟賞
ホームページより引用
日本民間放送連盟賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、民放連が1953年に創設した賞です。
テレビCM部門
4作品受賞中、2作品にみいちゃんが出演しています。
■優秀賞
公共キャンペーン・スポット/「これが私の声です」~場面緘黙症と闘う女性たち(300秒)
CBCテレビ
構成・語り・プロデューサー 大園康志、ディレクター 若尾貴史、撮影 今井貴之(NTP)、編集 平野雄一郎(CBCクリエイション)
家では話せるのに、学校など特定の場面や状況では声が出せなくなってしまう「場面緘黙症」。記者の質問にいつもスマホで答える女性も、一人だけの部屋でならばと肉声で胸の内を明かしてくれた。自身の娘も症状と闘う記者が、女性たちを4年間にわたり取材しまとめあげたCMは、場面緘黙症の認知度向上に大きく寄与し、患者への理解を促す。テレビCM以外での今後の展開にも期待したい。
■優秀賞
公共キャンペーン・スポット/だから_並んで歩こう(240秒)
読売テレビ放送
プロデューサー・ディレクター 小林耕太郎、チーフディレクター 前川優也、ディレクター 平村香月、安部祐真
若年性認知症の男性は、桜の下で笑う妻を撮影する。色素性乾皮症で太陽の下では遊べない男の子は、日の沈んだ公園で家族と遊ぶ。ヤングケアラーとして肉親の介護を続けた男性は、20年ぶりの友人と嬉しそうに会話する。場面緘黙症の少女は、母や先生に支えられ生きていく。異なる「生きにくさ」を問題提起しながらも、寄り添う人の笑顔を伝えることで、並んで歩く社会へ向けて前向きなメッセージを発信する力強い作品となった。