みいちゃんのお菓子工房

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「白くま絶滅の危機」啓発キャンペーン実施

みいちゃんは、今年7月に夏から秋に使用している苺「なつみずき」の農場見学のため、北海道中富良野町を訪れました。その際、近くの旭川市旭山動物園に白くまの子どもがいることを聞き、会いに行きました。普段から「白くま」をモチーフにケーキを作っているみいちゃんは、かわいい子ぐまを間近に見て大興奮。しかしそこにあった「見終えたあなたへ」という看板を見てショックを受けます。

「地球温暖化」は規模が大きすぎて、その影響を想像することが難しいですが、白くまは居場所がなくなり確実に減少していることを知ったのです。また苺の生産者から北海道も年々暑くなってきて、「なつみずき」の実がなりにくくなっていることを聞き、みいちゃんは、少しだけ悲しくなりました。

ホッキョクグマ(白くま)は国際自然保護連合(ICUN)から絶滅危惧種に指定されています。

絶滅の大きな原因は地球温暖化によって白くまが生活する北極海の氷が溶けてしまうことです。このまま温暖化が続き地球の最北端にある海氷の減少が進むと、白くまは行き場を失い2100年までに絶滅の恐れがあります。

日本で飼育されている白くまも減少していて、2011年に日本動物園水族館協会(JAZA)による「ホッキョクグマ繁殖プロジェクト」が始まり全国の白くまを移動させて繁殖につなげる取り組みが行われています。その中でひときわ注目されるのが8頭の子ぐまを産み育てた札幌市円山動物園の母ぐま「ララ」です。

 

このキャンペーンは工房のSNSや白くまケーキクイズを通じて、白くまやララの家族に興味を持ってもらい、少しでも地球温暖化について考えてもらうことが目的です。

 

温暖化を今すぐ止めることはできないけれど、「白くまの困りごと」を多くの人に知ってもらえれば、少しずつ変わるかもしれない。みいちゃんの白くまケーキを見て、そんなことをちょっとでも思い出してもらえれば嬉しいです。

白くまキャンペーン

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