今日は、みいちゃんツインズの誕生日でもあり、オーナーの私の人生を変えた日でもある。

帝王切開の条件である医師2名が揃うまで待ち、緊急の手術。麻酔は、効かなかった。天井におぼろげに映り込む真っ赤に開かれた私のお腹。そこから1人ずつ優しく包みだすように医師の手が入り。

あまりの痛み

痛みという次元のものではない

生きてきて感じたことのないもう自分が消えてしまいそうになる苦しみ。麻酔がない中でお腹を開ける事の耐えがたい苦痛。

そしてどちらか1人が生まれた時点で気を失う。

意識が戻った時には、横に小さな小さな我が子がいた。赤ちゃんだと思えないくらいみいちゃんは小さかった。

みいちゃんは、すぐにICUにはいった。半年間、ICUに入り、抱っこしてあげることもできなかった。そして、外の世界にでてからは、それなりに自分の苦手な事もなにくそと頑張って生きてきてくれた。

そして私もあのとき。

この世に命を与えた張本人として。我が子が、1人前になるまでどんな事があっても寄り添う、と決めた。

あの日の私の試練は、神様からの覚悟の確認。

今もそれは忘れてません。

それは、私の生涯の役目です。

2024/08/17　みいちゃん17歳になりました。